2006年05月19日

WILLCOMのW-SIM端末にDoCoMo PHSの番号 - 追加

ちょっと前の日記
http://dmsq.seesaa.net/article/17357078.html

> 電話以外のネットワークサービスはほぼ使えない。
を追補しなければならない。

トラックバックやコメントをいただいて、ネットワークについて調べてみた。WILLCOM DDを入手したので、moperaで試してみる。

○ moperaは PIAFS2.0対応のようだ。

○ W-SIMのATコマンドマニュアル"RX410IN AT Command.pdf"によると、PIAFS2.0のダイヤリングは「電話番号+##41」のようだ。

○ Windowsのダイヤルアップ電話番号の設定のところを「166##41」にしてみる。

○ あっさり接続、IPアドレスも割り振られている。


W-SIMはシリアルモデムとして働くので、そのように使う場合、プロトコル設定さえ合っていればダイヤルアップネットワークは使えるということである。


[*] mopera モペラ
DoCoMo PHSを対象としたPPPインターネット接続手段で、ダイヤルアップ先は166(ちなみにFOMA向けはmopera Uというサービス名称らしく、電話番号も異なる)、アカウント名(ユーザー名)やパスワードは必要なし。メールアドレスを取得しなければ、接続料はなし(通話料のみ)である。DoCoMoのWebからは発番による認証なのかそれ以外の機種認証のようなものがあるのか不明だったが、W-SIMで使えたことにより、どうやら発番認証のみらしいことが今回わかった。




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2006年05月15日

携帯・PHS系位置情報サービス

家族で位置情報系のサービスを使ってみたくなるかも、と思ったので調べてみた。

現状、
○ 基地局情報(セル情報)を使ったもの
○ GPSの機能を使ったもの
があるようだ。PHSの場合も機種限定があるようだし、GPSの場合でもGPSがついてりゃいいというものでもないようだ。上記2方式のハイブリッドもあるようだ。ココセコムの説明には「GPS(人工衛星を使った測位システム)だけでなく携帯電話基地局も使い測位をしている」とある。ココセコムは(対応携帯電話端末:GPS-DoCoMoおよびGPS-au以外に)専用端末も用意しており、こちらはau(KDDI)のcdmaOne網を使っているようだ。

では比べてみよう。

● ココセコム - 専用端末
au-cdmaOn網、48g 240時間の専用端末。端末はレンタル。
機器代金が2000〜5900円ぐらい(充電器など)。
契約初期費用は、4500-5000円。
月額は800円。個人賠償責任保険がついた「安心プラン」だと1000円。ブルったらボタン押下を繰り返し途切れたら異常と判断する「みつめてコール」が+100円。
その他に、ユーザーによる位置情報確認毎に100〜200円、また現場急行には一時間10000円かかるようだ。荷物に付けるサービス・法人契約などでは専用ソフトウェアの提供もあるらしく、料金体系はさまざまのようだ。

● ココセコム - au携帯/DoCoMo携帯
iModeアプリ、EZWebアプリをセコムからダウンロードし、そのアプリがGPS機能で取得した位置情報をネット経由(パケット)でセコムのセンタに送るしくみのようだ。
加入費用が3000〜3500円。ただしauジュニアケータイ(三洋A5520SA)というモデルを使えばタダである。
月額250円。ただしauジュニアケータイでは381円。
位置検索毎に100〜200円、現場急行に一時間10000円。

● いまどこサービス P-Doco - DoCoMo PHS専用端末 P-Doco
いまいち情報が見当たらない。どうせもう売っていないだろう。
月額980円、位置検索毎に10円。

● いまどこサービス - DoCoMo PHS
月額100円、位置検索毎に40円。(月7回までならこっち)
月額400円、位置検索毎に2円。(月8回以上ならこっち)

DoCoMoは、複数端末対応機能などを持つ専用ソフトも提供しているようだ。

● どこ・イルカ - ユビキたスのイルカ型専用端末
WILLCOM網を使ったCSCのMyAccessサービスを利用。110g。
端末が9800円、初期費用は2800円。
年額14800円で、使用に応じた料金はかからないようだ。
単なる位置検索だけでなく、事前に登録した範囲から逸脱した時の警告メール発信、ストラップスイッチを引くと警報ブザーが鳴ると共に位置メールを発信、などの機能があるようだ。

● イルカーナ - 加藤電機の専用端末
WILLCOMのW-SIMを使った超小型端末。31g。
初期費用8000円。
端末25000円で月額800円か、端末レンタルで月額1000円。
位置検索毎に30〜80円。

● WILLCOM位置検索サービス - WILLCOMの対応端末を使ったオプション
初期費用500円、月額315円。位置検索は11回目から5円。

● e-Location - 各種位置検索サービスを一元管理
「ロケーション株式会社」が、GPS携帯(au・DoCoMo)とWILLCOM PHSのインターフェースを統合、コールセンターをオプションで提供するなどして利便性を図っているようだ。
加入料1000円、月額300円、検索毎に30〜70円(DoCoMoだけなぜか高い)、自己位置通知毎に300円。
コールセンターは月額50円、依頼毎に200円。
DoCoMo回線を使う場合は、DoCoMoのDLPサービスの手続きが必要とのこと。DLP(DoCoMo Location Platform)サービスとは、e-Locationのような法人向けに位置情報を提供するしくみのことらしい。


他にもあるかもしれないが、料金の目安はだいたいわかった。

日本にはまだE911指令(携帯事業者に対し、契約のX%以上の端末を「取得位置情報取得を緊急通報時に送信できる」ものにせよというFCCの指令)は出ていないが、事業者としては需要喚起という意味で大歓迎なわけで、日本でも導入議論は始まっているらしい。位置情報取得や商売への結びつけがもっと一般化したら、上記のようなサービスの値段もさらに下がっていくのだろうか。





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2006年05月09日

著作権メモ

著作権や著作権法の問題を調べようとすると、必ず出てくるのがアメリカの事例のようだ。おさらいしてみよう。

まずは何といってもベータマックス訴訟だろう。1976年に始まり1984年にソニーが辛勝したこの裁判は、タイムシフト、フェアユースなどの概念を世間に知らしめた。ユニバーサルとディズニーが「著作権に付随する独占的複製権を侵害している」として家庭用 VTRを訴えたのに対し、ソニーは日本の著作権法にある「私的複製の例外」を「家庭での録画は、複製と言うより視聴する時間を移動しているにすぎない」というフェアユース概念に昇華し、抵抗した。それぞれの陣営はロビイ活動に奔走したが、すでに売り出されている製品に対する消費者団体の取り込みが奏功したのか、最高裁ではぎりぎりの裁定でソニーが勝訴した。歴史上に残る一件なのかもしれないが、争いの最中からセルのみならずレンタルビデオ屋が繁盛していたことを思い返せば、カネの力でずいぶんと健闘したとは言え、ユニバーサルとディズニーの低脳ぶりが露呈した裁判であったとも言える。

知的所有権つながりで、ベータマックス訴訟と共に言及されがちなのがオートフォーカス訴訟。一世を風靡した AF一眼レフ「αシリーズ」は自身の持つ基本特許を侵害しているとして、ハネウェル社がミノルタを訴えたのが 1987年。1992年の結審後、ミノルタはαの販売額の 10%などを根拠に、一億ドル以上を支払うことになった。その他の日本企業も続々と賠償金を支払う中、キヤノンとリコーとだけがハネウェル側の技術を調べ、明示非明示の違いはあるが結局賠償金の支払いを拒否できたことも有名で、これを「特許戦略の重要性」として説かないセミナー屋はいないようだ。しかしこれもまた、米国式陪審制度に技術への無知を添えた茶番にすぎないとも言えるだろう。「日本人がアメリカから盗んだのだ!」など弁護士が当時の風潮を煽ったという話も散見されるが、それは事実とは異なるらしい。それよりも何よりも、もともとのハネウェル特許が「新規性なし」という理由で日本の特許取得ができなかったことが全てを物語っている。ブランコの横こぎでも特許が取れる国なのだ。

そう言えばアマゾンのワンクリック特許も、日本では却下された。特許関連の歴史はWeb上にあふれている。

特許は脇に置き、著作権に戻る。ハリウッドはフェアユース概念が一般化したのを見て、ビデオソフト上のマクロビジョン重畳を実施、その後VTRへのマクロビジョン積極対応(マクロビジョン検出チップ)を事実上強要した。さらにケーブルSTBへのマクロビジョン追加、オーディオデバイスへのSCMS、デジタル放送でのMPEGコピーコントロールおよびその出力へのCGMS-A強制、CSS騒ぎなどを経て、ブロードキャストフラグやミッキーマウス保護法、DMCAに至る。ただ、ブロードキャストフラグは消費者団体によりひっくり返されたようだ(著作権法に「私的複製」項目のある日本の個人の方がMD課金やデジタル放送のコピーワンス運用などでガチガチに縛られているのが滑稽である)。

著名な作曲家も、新しい楽器を作り出すところから始めはしない。音楽を聴いたことがない作曲家は存在しないといっていいだろう(ゲージツの試みとか話題づくりのみの目的ではいたかもしれないが)。そう、権利者自身は自分の能力を知っているのだ。なのになぜ権利団体が騒ぐのか? もちろん、表現者の才能がない人の集まりは、ピンハネの世界でしか生きられないからだ。あら、数日前の記事に戻ってしまった。こ、これが結論なの? ちょっとかっこ悪いので書き方を変えてみよう。著作権を主張するのは結構だろう。しかしそれを、付随権益の確保・流通や自由貿易の阻害・保障されている消費者の権利への制限に使うのは間違っている。

JASRACがダンス教室やオリジナル曲を扱っているライブバーからまで徴収代行すること、徴収した1000億の配分も不透明なこと、MDのメディアと録音機・音楽CD-Rメディアの私的録音録画補償金制度やその拡張議論、CD規格に則っていないCCCDの強要、流通ソフトウェア開発技術者の逮捕、パッケージの再販制度、などを作曲者や演奏者が主張しているのを耳にしないのはなぜだろうか。

権利権利と「権利代行者」が騒ぎ立てるのは、何も日本だけではない。最近笑ったところでは、ARS(Artists Rights Society)がダリやミロのDoodle(グーグルのトップ画像)にケチを付けたことなんてのがある。椎名さんではないが、彼らには文化がどのように発展してきたのか、また故人はどう思うか、なんてところを考え直してもらいたいものだ。もっと俗っぽく「故人の誕生日をタダで祝ってくれるなんて、これで売り上げが増えるわ」でもいい。マルを三つ描いた途端に弁護士が飛んでくるという噂(笑)のディズニーも、創作と収入とのアンバランスさだけでなくプロダクションとして原作者を軽視しているという部分において、権利代行者の最悪な例と言えるかもしれない。

[*] フェアユース
アメリカ著作権法107条。批評や研究、教育目的などでの例外規定。日本の著作権法30条にある私的複製概念は明記されていない。

[*] マクロビジョン
VHSテープに記録されたコンポジット信号の同期部分に規格(1Vp-p/75Ω)を超えた輝度信号を挿入し、受け側(録画機)の AGC回路を誤動作させて録画させることによりダビング画質を落とすアイディアのことで、アンチテーピングと呼ばれたこともある。TVでは規格外信号も受け入れられるのに対し、VHSではテープに磁力で記録する原理上、入力信号を積分的に扱って有意なシグナルレベルを作り出して記録した方が画質的に有利である。この AGC回路という親切を裏切るように、マクロビジョンは画面外の同期パルス部分へ激しい輝度を重畳してそれ以外の映像部分のダイナミックレンジを圧縮させることで、結果として輝度の落ちた画像を録画させる。業務用の VHSデッキ・多くのベータやアナログ 8mmデッキ・1980年代頃以前の製品では、AGCが搭載されていなかったり offにすることができたりすることがある。

ある意味ハッキング的なこのアイディアも、重畳信号をダイナミックに変化させる(これによってダビング画像は明暗が変化)・カラーバーストにも手を入れる(これによって色が虹のように変化)などの機能追加後は、事実上単なる「マクロビジョン信号検出回路」をVHSに限らない録画機器に載せるだけの運用となった(実際、映像入力処理のICには、マクロビジョンからライセンスされた回路が入っている)。繰り返しになるが、この文脈でのマクロビジョンとは、アナログコンポジット(RCAピンの黄色いプラグやMini-DIN4のSプラグ)から入ってくるものを録画不能にするものであり、受け側の反応は「変化なし(古いビデオなど)」「画面が乱れる(もともと期待していた反応)」「録画不能(マクロビジョン検出ロジックによる)」となる。

以上のように、マクロビジョンとは「コンポジット信号の同期部分への細工」であるから、DVDそのものに掛けられていたりはしない(←多くのWebに間違った記述がある - DVDの動画は MPEG-2 PSは同期区間を除いた画像部分のみをエンコードする)。DVDプレイヤからアナログコンポジットを通じてのコピーができないのは、プレイヤがDVDに記録されたCCI(コピーコントロール情報)を解釈し、それを積極的にマクロビジョン付加信号として出力しているからに過ぎない。ここにももちろんライセンスが発生している。つまり、録画機の製造にも再生機の製造にも、そしてVHSの製造にもすべてマクロビジョンのライセンスがかかっているわけだ。

マクロビジョン社も、特許行使料が伸び悩む・権利が消滅するなどの危機感を持ったからか、最近は偽CD(CD規格から外れたディスクを作成することによって、PCに繋がれた CD-ROMドライブでのコピーやリッピングを防止するしくみ)へも手を伸ばしている。CCCDは全世界で大々的にプロモートされたが、ここ最近は下火のようだ。CDの出荷は増えているらしい。リッピングでCDが売れなくなった(これが偽CD導入の理由)、ネット配信でCDが売れなくなった、と騒いでいたレーベルに、今一度ご意見を伺ってみたいものだ。

[*] CGMS-A
コピー世代管理(Copy Generation Management System)のアナログ(Analog)適用。垂直同期信号内にフラグが重畳しており、受け側がそれを解釈する(解釈できない場合は、マクロビジョンと違って映像信
号にほとんど影響しない)。「デジタルのチューナがデジタル放送のMPEGビデオエクステンションにあるフラグを見て、アナログコンポジット出力にCGMS-Aを付加する」などの運用がなされているようだ。

[*] カラーストライプ
マクロビジョンによるコンポジット信号操作のうち、カラーバーストに手を加えて録画画像に色の変化をもたらすもの。マクロビジョンと分けてある記述が多いが、間違いである。

[*] CSS (Content Scrambling System)
DVDに採用されたコンテンツプロテクションのしくみ。当時のアメリカの法律により輸出できる暗号鍵長が40bitまでに制限されていたため、CSSを開発した松下も鍵長をその短さにせざるを得ず、これがXing TechnologyのソフトウェアDVDプレイヤの鍵実装の不備と共にDeCSSを生む土壌となった。LinuxにDVDプレイヤをもたらした直接の功労者であるノルウェイの少年は後付けの理屈で逮捕されてしまい、その後のDMCAなどへの布石となる。

[*] ブロードキャストフラグ
2005年7月からアメリカの地上デジタル放送のMPEG EITやPMTに含まれることになっていた、FCC強制のコピーコントロールフラグのこと。フェアユースでないもの(インターネットによる再配信など)を防ぐ意図であり、B-CASやコピーワンス運用など「縛り方向」の日本にくらべて大変に緩い規制であったが、それでもFCCは原告団体に負けた。FCCの巻き返しが注目される。

[*] 同期パルス
一般に平面メディアの走査は、画面に向かって左から右へ水平に掃かれた水平走査線が、順に下に下りて行き、1フィールド(垂直走査)が終わるとまた上に戻るということが繰り返されている。一本の水平走査を終えた輝点は急いで画面の左端に戻ることになるが、この戻る期間を HBIとか水平ブランキング期間と言ったりする。HBIが HBIであることを機械に教えるために、その中に映像信号と違ったパルスが入っており、それを水平同期パルスと言ったりする。具体的には、輝度信号がマイナス方向に振れるようになっている。垂直走査にも同様のVBIとか垂直ブランキング期間とか言われるものがある。



…うーん、調べている内にテレビのしくみとかコピーコントロールのしくみとかに入り込みつつあります。

ていうか、用語説明が異様に長くなりつつあります。表にでもまとめた方がいいでしょうか。



追記
posted by akko at 19:41| Comment(1) | TrackBack(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

ワンセグ、IPマルチキャスト、著作権

ということで、ワンセグの問題はズバリこれ。

● 「Cプロファイル非リンク通信コンテンツ(二次リンクとか言うこともある?用語を増やすのはやめてください)」が「放送と通信の連携」だそうだが、放送(みんな向け)から個人向け(好みや位置情報との連携など)以外のリンクに何が考えられるのだろうか。昔から2-way放送などで必ず出てくる「クイズ番組への参加」ですか?

● エリアも複数(ワンセグ×パケット)なら端末の仕様も多様。携帯ワンセグ端末(2004年10月、トヨタは12セグの走行受信実験に成功している)としての魅力があり、かつ何かの要素が欠けていても成り立つサービスがあるか?

ただし

○ 地上波放送局としては、パイの中で CM予算を持って行かれるばかり(IPマルチキャストや IPユニキャスト、CSなど)ではなく、自身でコントロールできるものがワンセグ、という「後がない」的なモチベーションはある

かもしれない。携帯事業者は当然「TVをタダで見られてしまい、パケットや通話が減る」ことに対して危機感が強い(ドコモの中村社長は、2006年3月30日に「今のワンセグではメリットなし」として「有料放送化も視野に入れ、総務省にも制度整備を要請する」ようだ)わけで、ここらへん、携帯事業者と放送局との出方を見てみるのもおもしろい。

さて、ワンセグも飽きてきたので、上でちょっと触れたIPマルチキャストの日本での位置付けを見てみたいと思う。

個人的には通信と放送が制度的に分かれていること自体お笑いだと思う(技術が進歩していなかったから法の不備は仕方がないという論があるが、たとえば無線・有線の区切りや放送という言葉の定義などを見ても、現行法の視野の狭さや想像力の欠如は明らかだ)し、県境をもとにした免許制度も破綻していると思うが、どうもこのあたりの議論は細かいところから入る場合が多いようなので、一応技術方面も押さえておく。まずは基本。
・レイヤ3である(同じセグメントならレイヤ2もあり得る) - ここは、勘違いが多いらしい。これだけ騒がれているのに、2005年時点で某放送局の社長さんはわかっていない(あれはユニキャストとマルチキャストとの違いがわかっていないのか、あるいはUDPとIPマルチキャストとが混乱しているのか?)ようだし、2006年になっても評論家やシンクタンクが軒並み勘違いしている有様のようだ。
・よって、それに対応したネットワークが必要 - 実験やサービスは、ちゃんと各ルータをマルチキャストで正しく設定したネットワーク(具体的には一つのISP内、CATV事業者のネットワーク内、など)で行われる。
・すでに規制緩和「役務利用放送」の事業者として数十の事業者が登録されており、その中で2006年4月現在で4つのIPマルチキャスト放送が事業として開始されている(が、テレビ放送の同時再送信は実現していない)。一方、ONUからFコネクタが出ているタイプ、またはSTB利用のサービスとしては、同時再放送が開始されている。

この上で、「インターネットなんだから誰が何つっても通信」「マルチキャストだって"公衆からの求めに応じて自動的に行う送信(著作権法2条1項)"だから通信」「サービス全体を見ると放送そのもの」「放送権上地域限定が必須」など、また既得権益の防備を意見に見せかけた論議が行われているようだ。権利権益中間ピンハネ団体が多いことから、放送法と言うよりは著作権法上での応酬がほとんどである。まとめるとこんな感じだろうか。

inaka01.gif

竹中さんも大変ですね。
例の日本芸能実演家団体協議会が「実演家の権利は流通を阻害していない」とか逆ギレしていますが、流通を阻害しない権利管理システムを構築してからこういうことは言って欲しいもの。あ、やり始めたばっかりですか! http://www.cpra.jp/web/news/060208/index.html まぁJASRACと一緒になってPCや iPodから録音補償金を取ろうなんて団体なので、時代錯誤なのはしょうがないのだろう。ちなみにここの椎名さんという方の資料を読むと、妙な読点といい小学生のような提言といい、なかなか香ばしい方のようだ。香ばしすぎて、IPマルチキャストはあっさり放送として認められそうな気がしてきた。

ちょっと著作権に関しても調べたくなってきた。Rくん、きみの術にはまりつつあるよ。







posted by akko at 22:28| Comment(1) | TrackBack(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

WILLCOMのW-SIM端末にDoCoMo PHSの番号

今日、というか昨日のメモ。
手元にWILLCOMの端末が余ったので、町に出るついでにドコモショップに
寄り、手持ちのPHSの番号を入れてみた。死にゆくドコモピッチになぜ?
という気もするが、使っていた端末の調子がイマイチなのに手持ちの端末が
なくなってきて、しかももう売ってないんでしょうがない。あと1年余り、
がんばってもらおうかと。

メモとは言え、別になんのワザもない。

○ 番号を抜いた白ロム(今回の私の場合はTT[WS001IN]なので、白W-SIM
+TT)と契約していた黒ロムをドコモショップに持って行き

○ 他社白ロムに番号を移したい、登録モードは[3]-[5]-[*]に[PWR]長押し、
と言い

○ ID(PHS Ser No)確認のためにW-SIMを取り出しておねえさんに見せる

だけ。別にトラブルもなく移行することができる。ただし、事業者固有
のサービスは使えない。もうすこしはっきり書いてしまうと、電話以外
のネットワークサービスはほぼ使えない。

phs0.jpg

追記
posted by akko at 23:47| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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