2006年06月26日

Skype、Fax、電話

NTT固定電話を廃止しようと考えた。2006年現在、私の家ではもはや

○ ふざけた会社がそのサービス申し込み時などに「携帯電話ではなく固定電話の番号をお書きください」と言った場合に番号を記入する時

○ Faxを送る時

ぐらいしか使わない。しかも数ヶ月に1コールぐらいか。

Skypeは日常的に使っているので、SkypeInで日本で050番号が取れるようになった2006年2月からこっち、移行の検討が可能になっていたのだが、なんやかんやで調べていなかったので調べてみる。

ポイントは一つ。上の「ふざけた会社」のことはとりあえず置いておこう。

● Faxは使えるのか?



その前に、まずSkypeとは何か。

KaZaaという人気P2Pファイル交換プログラムを作ったNiklas ZennstromとJanus Friisが、同じP2Pのしくみを通話に応用したものが始まり。2002年創業、所在地はルクセンブルグ。2005年9月、eBayによって26億米ドルで買収された。

ユーザーはSkype Nameで識別され、音声の配信は「Super Node」となったSkypeソフトによってP2P中継される。アカウントを管理する Login Server以外は明示的なサーバーはなく、Skypeソフトの入ったPCの一部の群が「Super Node」という連携的なサーバーとして働くようだ。CPUや回線の余裕・グローバルIPアドレスなどの条件をSkypeソフトが見て、動的にSuper Nodeが割り当てられるらしい(これだと、太い回線を従量で契約している場合には「自分に関係ない通信にお金を払う」可能性があるという、P2P転送全般の課題がある−「Super Nodeにならないようにする」という契約が成り立つかもしれない)。Super Nodeは、配下にあるいくつかのクライアントのオンライン状態管理・Skype Name名前空間ディレクトリの分散管理(分散ハッシュテーブルか)・他のSuper Nodeとの連携・音声の中継などを行う。音声の中継は、複数のpathで中継されることもあるようだ。

ライブドアは2004年11月に、Skypeから日本での独占的パートナーシップ契約を獲得した。それ以来Skypeの販売チャネルを担っているようだ。

IP電話網とのゲートウェイがある国では、Skypeに電話番号を割り当てるSkypeIn(Skype以外からSkypeへ電話できる)やSkypeOut(SkypeからSkype以外に電話できる)のサービスが順次開始されている。またIM/チャットや多人数会議、テレビ電話機能もある。現状Skype同士の会話は完全無料であるものの、このSkypeIn/SkypeOutにはチャージされる。ゲートウェイではお金が取られるハズなので、当然である。

2006年 5月には日本の関連企業の団体ができたようだ(SPCJ)が、いまいち盛り上がっていないようにも見える。

さてここまで調べたが、なんと最初の問題「Skypeで Faxは使えるのか?」の直接の答は得られていない。かろうじて
http://www2j.biglobe.ne.jp/~ClearTK/atm_fr/m051008.htm
にて間接的に否定されているだけである。一方で、「persol PBT001(USB-電話コンバーター)」のような製品で使えたという報告はいくつか見つかる。みなし音声によるFAXの利用は、「個人ユースレベルでは」使い物になると考えていいのだろうか。どなたかお教えくださると幸い。

安いので、そのうち買って実験してみるかな。


[*] P2P
IPのしくみが既にPeer to Peerと言うこともできるが…2006年現在の日本ではほぼ「ルーティングやアドレッシングがアプリケーションレイヤで行われているソフト、特にファイル交換で使われる」ぐらいの意味。マスコミ認識は「なんか情報漏洩が起きるヤバいもの、Winnyのこと(最近ではShareってのもあんのか?)」という感じ。

[*] P2Pファイル交換ソフト
Napster(元祖、1999年、インデックスサーバーあり、多くの訴訟により2001年サービス停止、再開後は商用)・Gnutella(インデックスサーバーを持たない元祖)・KaZaA(2003年頃420万同時接続ユーザ、2006年3月の推計で全インターネットトラフィックの1/3、FastTrackネットワーク)Morpheous・BitTorrent(匿名性非重視、2006年5月商用発表)・WinMx・Winny(下記)・eDonkey(2005年にユーザー数でBitTorrent上回る)など。

[*] Winny
47氏(開発者金子氏)、WinMXの後継、Antinny、…。まとめると「2002年5月にβ版が公開された、匿名性を高めたP2Pファイル交換ソフト。2003年8月、Winnyを使って情報を暴露するウィルスが観測される。2003年11月、ACCSの協力もあり京都府警が2人の利用者を著作権侵害の疑いで逮捕したが、その後すぐに2004年3月には京都府警から捜査情報などが流出。その後も北海道警察・愛知県警・岡山県警・愛媛県警などで、Winnyとウィルスによるものと疑われる流出が相次ぐ。利用者をターゲットにすると身内に逮捕者が出るからかどうなのか京都府警は方針転換、2004年5月に開発者を著作権法違反幇助の疑い逮捕した。ユーザー数は2003年8月〜2006年5月であまり変わらず5〜60万前後」。



posted by akko at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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